2016年9月15日木曜日

赤色

ハコテキスタイルの大切な商品の材料
テキスタイル、布です
左:会津木綿/中央:松阪木綿/右:久留米絣


反物の在庫整理で集まった「赤色」
「会津木綿」「松阪木綿」「久留米絣」

左のピンク色「会津木綿」はザラザラして、ハリがあるので、しっかりとした布です。
さすが、寒い東北が生んだ織物です。
この風合いがわたくしは好きで、ストールやテーブルのセンタークロスとして使ったりもいたします。

中央は、この夏から人気のテラコッタ色は「松阪木綿」
松阪木綿は藍染で紺色の濃淡柄のイメージが強いのですが
こんなレンガ色もあります。意外に出回っていない色々な色も染められ、織られています。

右は「久留米絣」
なめらかな手触りの綿織物です。絣は先染めで模様を想定して染め、それから織って柄物に仕上げるのが特徴です。
単色のものは見慣れませんでしたが、単色もあります。
といっても、これは赤の単色ではなく
経糸が「赤」緯糸が「黒」で織られたものです。
なので、単純ではない深みがあります。

日本の布箱プロジェクト
もう一つあたらしく加わる伝統織物がありそうです。
日本を布で巡る旅をしたいと思いを馳せるのでした。

Haco Textile 布箱研究家 森 昭子